学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「合同企業セミナー」についてインターネット調査を実施した。
調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年6月20日~6月30日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:あさがくナビ2025のサイト来訪者
- 有効回答数:683件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
約9割がインターンの情報収集に合同企業セミナーを「活用したい」
インターンシップやオープン・カンパニーの情報収集に、合同企業セミナーを「活用したい」と回答した学生は61.6%であった。「どちらかと言えば活用したい」の26.6%を合わせると、約9割の学生が情報収集に合同企業セミナーを活用したいことが分かる。「複数の企業の話を聞いて、業界理解を深めたい」「一度に複数の企業の話を聞くと、自身の関心と合致するかを比較しやすいと思う」「人事担当者と直接話せる機会は積極的に活用したい」といった声が寄せられた。
合同企業セミナーへの期待1位は「人事担当者と直接『会話』ができる」
合同企業セミナーに期待することは、「人事担当者と直接『会話』ができる」が53.6%で最多となった。次いで、「先輩社員と直接『会話』ができる」45.1%、「就活ノウハウなど学べるコンテンツがある」42.3%が続く。
また、インターンシップやオープン・カンパニーの応募前に、人事担当者と「直接話したい」と回答した学生は33.2%であった。「どちらかと言えば直接話したい」の35.6%を合わせると、約7割の学生が応募前に人事担当者と直接話したいと回答した。「インターンシップに応募する前に企業の雰囲気を知りたい」「直接話すことで企業の雰囲気を知りたい」「直接話すと、どのような人材を求めているかイメージしやすいと思う」「インターンシップで学べることを直接質問したい」といったコメントがあった。
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