学情は、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、「転勤」についてアンケート調査を実施した。
約8割の学生が「転勤のない企業は志望度が上がる」
転勤のない企業は、「志望度が上がる」と回答した学生は51.9%となった。「どちらかと言えば志望度が上がる」の26.9%と合わせると、約8割の学生が転勤のない企業は志望度が上がると回答した。「住む場所は自分で選びたい」「地元、家族がいるエリアで働きたい」「転勤がないほうが、ライフプランを立てやすい」といった声があったという。
勤務地や転勤の有無を「最優先で重視」しているのは約2割
勤務地や転勤の有無について、「最優先で重視する」と回答した学生は19.4%であった。「最優先ではないが重視する」は70.0%となり、勤務地や転勤の有無は就職活動において重視されていることが分かる。「仕事内容や給与が同じであれば、転勤のない企業のほうが好ましい」「勤務地はどこに住むかにも直結するので重視している」「転勤の有無よりも、どこに転勤の可能性があるかが気になる」といった声が寄せられた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年8月9日~8月22日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
- 有効回答数:387件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
【関連記事】
・「転勤なし」に言及した求人は5年間で約3倍 「同意のない転勤を撤廃」は約6割が賛成―Indeed調べ
・自律的なキャリア形成支援のため「ジョブポスティング」を導入、社員が望まない転勤も廃止―オリコ
・25卒が合同企業セミナーに期待すること1位は「人事担当者との会話」 インターンの情報収集など—学情調べ