JASAは2003年4月、経済産業省による「情報セキュリティ監査制度」の施行にともない、この制度を浸透させるための運営体として設立された特定非営利活動法人。情報セキュリティ監査人に求められる知識・経験・技術に応じて研修やトレーニングコースを開催し、資格を認定している。
今回設置されたコースは、JASAが認定する情報セキュリティ監査人資格のうち、情報セキスペに向けて、「情報セキュリティ監査人補(英語名称:CAIS-Assistant)」取得を目的としたもの。情報セキュリティ監査人補とはJASAによると、「情報セキュリティ監査制度に対する知識と経験を有し、OJTとして監査に参加する。監査経験を積んで、公認情報セキュリティ監査人をめざすことができる」資格とされる。
通常のコースでは2日間の研修と3日間のトレーニング終了が必要だが、「登録セキスペ向け資格優遇制度 情報セキュリティ監査人資格取得コース(協会認定RISSトレーニングコース)」では、1日で研修とトレーニングを実施したうえで資格が付与される。
コース料金は8万6400円(税込み)で、受講料とテキスト代が含まれており、加えて資格申請に必要な手数料(2万736円)および1年目の資格維持手数料(1万5552円)が免除されるという。このコース料金はキャンペーン価格であり、2018年3月までに開催される登録セキスペ向けの協会認定RISSトレーニングコースを申し込むと適応される。
現在発表されているコース実施日と、実施場所は次のとおり。
実施日 | 実施場所 | 外部研修実施機関の申し込みページ |
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2017年7月06日(木) | 東京 | アスラボ |
2017年7月21日(金) | 京都 | ジーブレイン |
2017年7月27日(木) | 東京 | リコージャパン |
2017年8月17日(木) | 東京 | アスラボ |