ライボは、同社の調査機関「Job総研」にて、930人の社会人男女を対象に「2023年 働き方変化の実態調査」を実施した。
変化した働き方の上位は「年収・残業時間の増減」
回答者全体の930人に今年の働き方の満足度を聞くと、「とても満足」(9.7%)、「満足」(20.8%)、「どちらかといえば満足」(34.5%)の計65.0%が満足と回答した。変化の内容を聞くと、「年収に増減があった」が49.8%で最多となり、次いで「残業量に変化があった」が24.6%、「出社状況の変化があった」が20.1%となった。
なお、年収に関する質問では、全体の52.2%が「年収増加」と回答。昇給時期は「4月」が最多、平均増加額は119.2万円であったという。
残業時間が増えた人は全体の6割以上
昨年と比較して今年の残業時間の増減を聞くと、「とても増えた」(14.9%)、「増えた」(16.3%)、「どちらかといえば増えた」(30.8%)の計62.0%が残業時間が増えたと回答した。続けて、残業時間が増加した月を聞くと「10月」が35.5%で最多となり、次いで「9月」が33.7%、「8月」が29.1%となった。
出社メインの働き方になった人は6割以上
回答者全体に今年の出社状況の変化を聞くと、「出社メインになった」(37.0%)、「どちらかといえば出社メインになった」(29.9%)の計66.9%が出社メインになったと回答した。また、現在の出社体制への満足度を質問したところ、出社メインの「満足派」は69.8%、リモートメインの「満足派」は73.0%であった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ Town登録者
- 調査条件:全国の20~50代の男女
- 調査期間:2023年11月16日~20日
- 有効回答数:930人
- 調査方法:インターネット調査
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