博報堂は、生成AIを活用した従業員インタビュープログラム「ボボットウ」の提供を開始した。これにより、企業は数百~数万人規模での従業員インタビューが可能になる。
ボボットウは、生成AIとのチャットによるインタビューによって、従業員が自身の「好き・こだわり・没頭・偏愛」を発見できるサービス。単なるアンケートではなく、生成AIとチャットでコミュニケーションを行う中で、従業員の思いが明瞭になったり、気づきを得られたりするのが特徴だという。インタビューの狙いによって、所要時間を15~45分程度に変更できる。
可視化された従業員の「好き・こだわり・没頭・偏愛」は、インタビュー結果をまとめた新聞やレポートなどで従業員に共有され、インタビューを実施した部門や全社向けにも、従業員たちの思いや興味関心がまとめられる。
これらの資料やデータは、社内風土変革のきっかけやプロジェクトへの人員アサインにおける判断材料、従業員面談といった社内コミュニケーションに活用できる。さらに、店頭POPやポスター、Webサイトや広告、ブランドブックなどを通じた「作り手の好きを伝える」プロモーションにも利用が可能。
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