求人サイト「Indeed」を運営するIndeed Japanは、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディードプラス)」を1月30日より提供開始する。これにより、Indeed PLUSと連携している複数の求人サイトと複数のATSをつなぎ、求職者と求人の効果的なマッチングを実現するという。
同サービスの特徴は次のとおり。
- 標準化(求人情報・応募情報を標準化)
- 企業は、求人票を求人サービスごとに作成する必要がなくなる。また、連携ATSの管理画面上で各求人サイトの応募者管理や予算管理が可能となり、採用業務の効率化を図れる。また、求職者の応募情報は標準化されて採用企業に届くため、応募書類の比較が容易になることから、より多くの候補者の中から最適な人材を採用できる。
- リーチ(仕事や求職者への接触数)
- Indeed PLUSでは、求人情報を国内主要求人サイト利用者の最大約7割[1]に届けられる。そのため、より多くの求職者に自社の求人情報を見てもらえる可能性が高まる。
- マッチング(より自社に合った求職者とつながる)
- 求人情報が掲載される求人サイトは、同社が15年以上培ってきたマッチングテクノロジーによって自動で選定される。そのため、企業が投稿した求人情報はより多くの条件に合った求職者に表示され、より効果的な応募につながる可能性が高まる。
注
[1]: 株式会社ヴァリューズ シェア調査 2023年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、Indeed、タウンワーク、リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
また、Indeed PLUSと連携している求人サイトとATSは次のとおり。
- 求人サイト
- Indeedに加え、リクルートが提供する求人サイト「リクナビNEXT」「タウンワーク」と連携している。さらに、3月以降は「フロム・エー ナビ」「とらばーゆ」「はたらいく」「リクナビ派遣」との連携を予定している。
- ATS
- Indeedに加え、リクルートが提供するATS「Airワーク 採用管理」と連携している。さらに、2024年2月以降順次、「採用一括かんりくん」「HITO-Manager」といった複数のATSとの連携を予定している。
なお、Indeedは世界60ヵ国以上でサービスを展開しているが、Indeed PLUSの導入は日本市場が初めてだという。
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