三菱UFJ信託銀行は、三菱UFJ年金情報2024年5月号にて「第5回人事・退職給付一体サーベイ(人的投資編)」の調査結果(詳細版)を公表した。
優先度が高い人事施策は「女性の活躍推進」など
人的資本経営のために優先度が高い人事施策を質問したところ、従業員1001人~3000人および1000人以下の企業では、「女性の活躍推進」が最も高い割となった一方、従業員3001人以上の企業では、従業員エンゲージメント向上のための「エンゲージメントレベルの把握及び改善」が最も高い割合であった。
65歳定年の割合は非製造業が17.9%
定年延長への取り組み状況について、65歳定年の割合を製造業と非製造業別に見ると、非製造業は17.9%であった。製造業の12.0%と比べて高い割合であることが分かる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 実施期間:2023年10月2日~11月10日
- 対象企業:同社の企業年金の取引先
- 回答企業:245社
- 実施方法:Webアンケートへの回答
- 設問数:40問(業種・従業員数等の基本属性の設問を含めて)
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