ビザスクは、「社外メンタープラン」の提供を2月1日より開始する。これにより、社員それぞれに最適な社外メンターをマッチングし、新たな学びの提供や専門性の高度化を支援することで、企業の人的資本経営の推進をサポートする。
同社はこれまでも社外メンターのマッチングを提供してきたが、昨今のニーズに合わせた形式にリプロダクトしたものが今回のサービスだという。「社員同士の学びでは内容が社内に最適化されてしまっている」「オンライン研修などでは画一的かつ初歩的な内容にとどまり、個々人への落とし込みが難しい」といった課題に対し、同プランでは各人に最適なメンターを選択して豊富な他社事例や実践的な手法を学べるようにしている。
本プランには「ベーシック」「都度選択」の2つの形式があり、社員のスキルレベルや企業のニーズに合わせてカスタマイズできる。概要は次のとおり。
ベーシック
- プラン内容
- 17万人超のプロ人材データベースから1人ひとりに最適な社外メンターを1名マッチングし、長期的にメンタリングを提供する。支援領域は、ニーズの高い「経営」「人事」「マーケティング」「女性活躍」から選択でき、月2回のミーティングに加えて、適宜メンティ社員の壁打ちや相談などが可能。
- プラン料金
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- 3ヵ月プラン(月額費用:17.5万円)
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- 6ヵ月プラン(月額費用:15万円)
- 想定活用シーン
- 次図のとおり。
都度選択
- プラン内容
- 17万人超のプロ人材データベースから、複数人の社外メンターを都度選択し、1時間単位の多角的なメンタリング。複数のプロ人材との対話から複眼的な学びを得ることで、自身の専門性を高度化することが可能。自分が培ってきた専門性に社外メンターから得た知見をかけ合わせることで「独自の専門性」が生まれる。
- プラン料金
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- 5回(5時間)50万円〜。なお、人数によって変動する
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