集合演算
出題分類:基礎理論 > 離散数学
[出題:平成24年秋/AP午前問1]
A-Bは、AからAとBの共通部分を除いたもの。
正解は「ア」
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ベン図を用いて考えます。問題の は、
となります。ここで、スピードアンサーより、
となり、選択肢「ア」が等しいことがわかります。
排他的論理和の相補演算
出題分類:基礎理論 > 離散数学
[出題:平成24年春/AP午前問1]
排他的論理和()の否定を求める。排他的論理和は、真と偽の不等価の組み合わせのとき真。
正解は「ア」
理解を深める
相補演算とは、集合演算の結果が互いに否定の関係になるものです。つまり、Aとnot Aの関係や、A and Bとnot(A and B)といった否定の関係をいいます。
排他的論理和(XOR)のベン図は互いの値が異なれば真となります。
つまり、この逆の結果が得られるものを相補演算といいます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた5問は試験範囲の中の1節である「基礎理論」の中でも 出題頻度の高い、
- 補数
- ビット演算
- 浮動小数点の正規化
- 集合演算、排他的論理和
といった項目を取り上げました。 基本情報を取得している人にとっては、どちらかといえば懐かしいテーマでは なかったでしょうか。
ここで取り上げる問題はそれほど多くはありません。 これをきっかけに過去問題への取り組みをしていただければと思いますし、 その時に「あっ、これスピードアンサーで出ていたっけ」と思い返して いただけるとありがたいです。