FCEは、ストレスマネジメントとレジリエンス向上を目的とした企業向け教育研修プログラム「レッスル・トレーニングプログラム」を、9月よりリリースすると発表した。これに先立ち、企業からのお問い合わせ・導入相談を順次受け付けている。

レッスル・トレーニングプログラムは、単なるマインドセット研修とは異なり、エビデンスと実績に裏打ちされた体系的プログラムだという。レッスルとは、「レジリエンス・マッスル」の略で、レジリエンスとは、困難な状況やストレスに直面した際に、それを乗り越え、回復する力のことを指します。レジリエンスをマッスル(筋肉)のように、トレーニングによって鍛えることを目的としている。
このプログラムの監修は、レジリエンス領域の第一人者であり、ベストセラー『レジリエンスの鍛え方』の著者である久世浩司氏が務めている。さらに、ポジティブ心理学の権威であるイローナ・ボニウェル博士が開発した「SPARK Resilience」の理論をベースに、日本企業特有の現場課題に最適化したという。
レッスル・トレーニングプログラムには、FCEが提供してきた「7つの習慣」研修 Business Ownership や「7つの習慣×セルフコーチング」をはじめとした人材育成・組織開発の知見も融合。習慣化・行動定着というFCE独自の強みも活かし、座学で終わらず実務に根付くプログラム設計となっている。
レッスル・トレーニングプログラムの特徴は次のとおり。
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「自己対話」でストレスにしなやかに対処できる力を育成
- レッスル・トレーニングプログラムは、現実を客観的に受け止め、ネガティブな感情や思い込みをコントロールする「自己対話」の技術を学ぶことが特徴
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「心の筋トレ」という継続的アプローチで実践力を高める
- 単発の座学では終わらず、日常の中で継続的に「レジリエンス・マッスル」を鍛えるプログラム設計
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実践定着まで支援する「行動変容型プログラム」
- 自分の行動変容を定着させる「ワークアウトプラン」で締めくくる。現場の行動を変え、自己対話を続ける仕組みづくりまで一貫してサポートすることで、組織への効果浸透を強化
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