NEWONEは、AI時代における新人育成のあり方を見直し、AI活用を前提としながらも「成果(アウトカム)につなげる力」に焦点を当てた新プログラム「仕事の進め方 with AI」の提供を開始した。
同プログラムでは、「AIが使える新入社員」を育てることではなく、AIを活用しながらも、人が担うべき価値創造を理解し、アウトカムを生み出せる新入社員の育成を目指す。
AIは、情報収集や整理、文章化などのアウトプットの質とスピードを大きく高める一方で、「仕事の目的や背景を捉えること」「関係者の期待を読み取ること」「成果につながる形に設計すること」といった文脈を踏まえた価値設計はできないという。
そこで同プログラムは、AI活用を前提としながらも、AIを「思考を深めるパートナー」として位置づけ、アウトプットを成果へとつなげるための土台をつくる。
プログラムの特徴は次のとおり。
- 目的・背景を捉える視点:AIを使ってアウトプットを出す前に、仕事の本質を考える
- 違和感に気づく力:AIの出力をうのみにせず、検証・改善する思考プロセスを育む
- AIとの共創:AIを「思考を深めるパートナー」として活用する
- アウトカムから逆算する感覚:成果につながる仕事設計力を養う
なお、研修プログラムの具体的な内容は、各社の業務特性や課題に応じて柔軟にカスタマイズが可能。時間は5時間~終日、オンラインと対面いずれも対応可能だ。
【関連記事】
・「受け身の新人」が「現場で動けるチームの一員」へ 26年度「新入社員研修」の受付開始—アーティエンス
・新卒向けのDX人材育成「令和の新人研修」を提供 デジタル時代に必要な知識とスキルを習得—キカガク
・入社後すぐのテレワークに不安がある新人は7割以上 「対面のほうが質問しやすい」の声—学情調べ

