同レポートは2018年4月~5月にアンケートを実施し、2018年新入社員、人事・研修担当者、研修担当講師から1970件の有効回答を得て作成された。
過去5年の調査では、新入社員の行動特性として「まじめ素直」「周囲との関係性を築くことが早い」「集団では出過ぎない」という「おとなしくて同調性重視」の傾向が多く見受けられた一方、2018年度の新入社員を対象にした今年の調査では、「自分の考えを持ち、積極的で発言力がある」「自分の考えに合致しないことに関しては、時に排他的になる」という「積極的で自分基準重視」の傾向が加わった。これまでの「おとなしくて同調性重視」の傾向を持つ新入社員との二極化が進んでいるようだと、ファーストキャリアは分析する。