同調査は、ベトナム、タイ、インドネシア、日本の4か国において会社に勤務している20代~40代の男女500名を対象に、2018年11月15日~12月15日の期間に行われている。
調査対象者に、普段生活している中で、もっとも時間を割いていることを尋ねたところ、「仕事」と回答した人が最多だったのはインドネシア(75%)だった。一方、「家族」にもっとも時間を割いているのはベトナム(48%)で、タイや日本とは正反対の結果となっている。
日本が高いのは「趣味」(20%)で、タイ(6%)、ベトナム(9%)、インドネシア(5%)と比較してかなり高い。
残業をする理由を尋ねた質問では、「残業代を稼ぎたかったから」と回答した割合が多かったのはベトナム(30%)とタイ(27%)で、インドネシアでは「上司からの依頼」(25%)、日本では「自分の仕事が終わらないから」(37%)が1位だった。
なお、「一緒に働く人の仕事を手伝いたいと思ったから」と答えた人は、インドネシア(24%)がもっとも多く、以下タイ(15%)、ベトナム(10%)、日本(4%)という順となっている。
仕事への意欲について、2択形式で尋ねた質問のうち、「出世したい」か「今のままでいい」かを尋ねた質問では、ベトナム(84%)、タイ(82%)、インドネシア(70%)で7割以上が「出世したい」と回答した一方で、日本では63%が「今のままでいい」と回答した。
「仲間と仕事をしたい」か「1人で黙々と仕事をしたい」かを尋ねた質問では、「仲間と仕事をしたい」という人はアジア3か国でほぼ80%以上だったのに対して、日本は「1人で黙々と仕事をしたい」と答えた人が56%と、半数を上回っている。
「新しい仕事に挑戦したい」か「ルーティーンワークを淡々とこなしたい」かを尋ねた質問では、アジア3か国では70%以上が「新しい仕事に挑戦したい」と回答。一方、日本では「新しい仕事に挑戦したい」と答えた人は43%で、半数を超える57%が「ルーティーンワークを淡々とこなしたい」と回答した。