LPIのDevOps Tools Engineer認定試験では、管理者や開発者が持つ自動化、継続的デリバリー、Linuxシステムのデプロイおよび構成に関する知識を確認できる。認定は、ソフトウェアの開発または提供に技術的に関与している専門家向けに調整されている。
DevOps Tools Engineer試験を受験するための前提条件認定はない。ただし、システム管理またはソフトウェア開発の分野で一定の経歴や認定を持つことを強く勧めるという。認定資格を取得するには、「701:DevOps Tools エンジニア」試験に合格する必要がある。試験範囲など同試験の詳細は、LPIのこちらのページで確認できる。受験価格は1万5000円(税別)。
なお、LPI日本支部コミュニケーション・ディレクターの伊藤健二氏は、本試験について、「DevOpsエンジニアは日本で人気のあるキャリアの選択肢の1つになりつつあります。日本語の試験を提供することで、日本のITの開発、およびDevOpsエンジニアを増やすことに貢献できることを嬉しく思います。インフラストラクチャエンジニアで既存のLPIC認定を持っている方や既存開発エンジニアの新たな課題としても受け入れられると考えています」と語っている。