日本で働く外国人は年々増加しており、厚生労働省の調査では、2019年10月末に160万人を突破。在留資格別に見ると、主に留学生のアルバイトなどを指す「資格外活動」についても前年比15.7%(JETRO調査)と、1年で大きく伸びているという。
ただし、資格外活動という在留資格で働く人は、労働時間が原則1週間に28時間以内と決められているため、正確な勤怠管理が求められる。
このような背景の中、Donutsでは多くの外国人を雇用するユーザーの声を受け、「ジョブカン勤怠管理」と「アワマネ」とのAPI連携を決定。日々の勤怠実績データの取り込みと、労務担当者・勤務時間超過の可能性がある従業員へのアラートメール送付を自動で行うことができる。労務担当者の負担となっていた勤怠実績データ(CSV形式)を毎日アップロードする手間が削減されるほか、勤務時間のリアルタイムでの把握を実現する。
アワマネは、入管法第19条で定められた「資格外活動許可」を得て、1週28時間という制限内で就業可能となる外国人留学生や家族滞在を雇用する企業向けの労務管理システム。毎日を起算日として、28時間超過の可能性がある従業員を把握できる。また、1週28時間の制限を超過しそうな人をアラート表示するのと合わせて、本部と店舗(事業所)へアラートメールが自動送信されるため、事前に超過勤務を抑制するための施策を打てる。
ジョブカン勤怠管理は、勤怠管理とシフト作成、工数管理が同時に行えるクラウド型の業務支援システム。複数拠点の勤怠データをリアルタイムに確認・集計・抽出でき、給与計算までの業務を簡素化・迅速化する。また、200以上のオプションを搭載し、規模や業態を問わず、様々な勤怠管理に対応する。