マイナビは、アルバイト募集時の平均時給データ(2020年6月度)を発表した。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人広告データを集計したもの。
全国調査概要
6月の全国平均時給は、1095円(前月1089円、前年同月1074円)で前月より6円増加。今年2月から4か月連続で減少していたが、増加に転じた。前年同月比では21円増加。前月より増加した主な要因は、時給相場の高い関東エリアの求人数が増加したためと考えられる。また、職種別にみると時給相場の高い「医療・介護・保育」「オフィスワーク」の求人数が増加したことも影響しているとみられる。
職種別平均時給の前月比では、16職種(大分類)中、11職種が増加、5職種が減少となっている。前年同月比では16職種(大分類)中、4職種が増加、12職種が減少となった。
各都道府県別の平均時給が最も高かった都道府県は「東京都」で1226円、最も低かったのは「青森県」で856円。
関東エリア概要
関東の6月の平均時給は1168円(前月1155円、前年同月1151円)で、前月から13円増加。2月より4か月連続して減少していたが6月より増加傾向となった。前年同月では17円増加した。
職種別平均時給の前月比では、16職種(大分類)中10職種が増加、5職種が減少、1職種が横ばいとなった。前月比で最も増加率が高かったのは「イベント・キャンペーン」で13.0%増の1932円となった。前年同月比で見ると16職種(大分類)中7職種が増加、9職種が減少となった。最も増加率が高かったのは「イベント・キャンペーン」で39.9%増の1932円、最も減少率が高かったのは「営業」で14.4%減の1312円となった。