KAKEAIは、人と組織、人と人の関わり方を、共に探究し、未来を創発する「INTERACTION LAB.(インタラクション・ラボ)」を設立したことを8月5日に発表した。同ラボの所長には、前アクセンチュア執行役員人事本部長 武井章敏氏が就任した。INTERACTION LAB.への参加対象は、経営・CXO、人事部門、事業部門の責任者や部長・マネジャー。
KAKEAIは、「世界中の人々が、どこで、誰と働こうとも、一人ひとりが持っている人生の可能性が決して棄損されることがない社会の実現」を掲げている。しかし、この大きなテーマの実現へ向けては、現場で生じる課題に対して実行可能で具体的な解決手段が不可欠となっている。実際に現場の人々が感じている課題を共有し、現実に存在する問題や成功例、そこにあるヒントから解決策を導き出す必要がある。その際、個人知をデータで組織知化し、展開・流通させる技術やテクノロジーは、1つのアプローチの手段となる。
そこで、人と人のつながりの形態が大きく変化している中、人と人・人と組織の関わり方について、企業の枠を超えそれぞれの経験や力を持ち寄って探究し、共に未来を創発する場としてINTERACTION LAB.を設立した。
INTERACTION LAB.の活動概要は次のとおり。
- テーマを設定した、不定期・自由参加でのディスカッションや交流会
- INTERACTION LAB.でディスカッションされた内容や知見の社会への発信(オンラインセミナー・SNS・プレスリリースなど)
- INTERACTION LAB.メンバーの皆さまへの「カケアイ」モニター利用のご相談とソリューションへの反映
- インタラクションやコミュニケーションに関するアワードの主催
INTERACTION LAB.所長、武井章敏は就任にあたり「ヒューマンエクスペリエンスファースト。思考と行動は、一人ひとりの経験と体験から生まれます。企業で働くそれぞれの立場の方々が、KAKEAIを通じて互いの思考や行動、そして、それらが生まれた本質を理解し合い、共に学び共に進化させていけるチームとなることを支援させていただきたいという思いです」と述べている。