Uniposは、Uniposに蓄積される投稿内容のデータから、企業が定めた「バリュー」の浸透度を見える化する分析機能を提供する。バリューの浸透をデータドリブンに推進することで、離れて働く従業員のベクトルを1つにして、組織の求心力の向上を強力にサポートする。
「バリュー浸透 分析機能」追加の背景には、新型コロナウイルスの影響がある。テレワークが定常化する中で組織と従業員のつながりが希薄化し、水面下で組織の分断が進むことが懸念されている。組織の求心力を高めるために、オンラインでバリュー浸透をいかに実現するかという新たな組織課題が生じている。
Uniposは、基本機能として投稿に理念や行動指針といったバリューのハッシュタグを紐づけることができる。従業員一人ひとりが互いの行動をバリューに紐づけて称賛し合うことで、組織内のバリュー浸透が推進される。そこに分析機能を追加することで、Unipos上に蓄積されたこれらのデータを活用し、組織内でのバリュー浸透の度合いをリアルタイムで見える化することを可能にした。
バリュー浸透の分析機能では、バリュー浸透度を「認知」「理解」「体現」の3段階に分けてリアルタイムで把握できる。浸透度を把握するバリューは、あらかじめチームハッシュタグとして登録し、最大30個まで登録可能。
バリュー浸透度は時系列と部署別で比較可能で、時系列では、分析対象とするチームハッシュタグと部署を選択し、直近6か月のバリュー浸透度の推移を把握できる。時間軸で俯瞰して組織状態を把握することで、バリュー浸透施策により組織状態がどのように変化したかを定点観測できるようになる。
部署別では複数の部署を選択し、バリュー浸透度を比較できる。組織全体におけるバリュー浸透度の濃淡を相対的に比較でき、優先度を付けながら効果的な組織改善が可能になる。
バリュー浸透度の高いメンバーも一覧で把握できる。チームハッシュタグと期間、部署を選択すると、選択したバリューについて「送った投稿数が多いメンバー」「もらった投稿数が多いメンバー」の上位20人を把握できる。これらにより、バリューを体現しているロールモデルの発見が容易になり、社内表彰などのバリュー浸透施策がより簡単に実施できるようになる。