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企業の内々定出しの時期は二極化傾向、緊急事態宣言解除後も19.4%は「Webのみ」で面接を実施―学情

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2020/08/30 13:10

 学情は、2021年卒採用の状況や、新型コロナウイルスの感染拡大の影響をひも解くために、企業の採用担当者にアンケートを実施し、結果を発表した。調査期間は2020年7月10日~7月20日で、回答数は1141件。

 内々定出しの時期は「2月以前」「3月」と「6月以降」が昨年より増加した。「2月以前」(11.8%)は5.9ポイント増、「3月」(24.6%)は6.0ポイント増し、最も増加が大きかったのは「6月以降」(29.5%)は10.4ポイント増加している。一方、「4月」と「5月」に内々定出しをした企業は、10.0ポイント以上減少した。例年は、3月の広報解禁以降に会社説明会や選考を実施し、4月に内々定を出す企業が多い傾向だったが、会社説明会や面接を実施する時期と、新型コロナウイルス感染拡大が重なり、例年とは異なる動きとなっている。「インターンシップを実施しており、インターンシップの参加者を選考した企業」と「3月の広報解禁以降に本格的に採用活動を実施予定だった企業」で、二極化する傾向が見られた。

 会社説明会の実施方法は、緊急事態宣言後も「Webセミナーのみで実施」が最多で33.6%、次いで「セミナー会場で通常通り実施」21.3%、「セミナー会場・Webの両方で実施」18.1%となった。「対面」でのセミナーを実施する企業も、緊急事態宣言下より増加しているものの、2021年卒採用では「Webセミナー」が会社説明会の主流となっていることが推察される。

 一方、緊急事態宣言下では、「Webセミナーのみで実施」が最多で42.7%、次いで「実施を延期・中止」が31.9%となった。緊急事態宣言下は、「採用担当者自身も出社を見合わせていた」「オンラインで実施をするための準備が必要だった」などの理由により、対面・Webに関わらず会社説明会の開催を見送る企業も一定数あったことが分かる。

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 また、面接の実施方法は、緊急事態宣言解除後「対面・Webの両方で実施」が最多で38.0%となった。緊急事態宣言下では「Webのみで実施」が最多で42.0%となっていたものの、緊急事態宣言解除後は、「Webのみで実施」は19.4%にとどまっており、「Web」だけでなく「対面」での面接も実施する企業が増加傾向にある。

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 さらに、最終面接は「対面のみで実施」が最多で62.4%、次いで「対面かWebかは学生の状況によって変えている」16.4%となっており、最終面接は特に「対面」で実施する企業が多いことが分かった。面接中の表情や熱意などの画面越しでは見えにくい学生の様子や、受付や控え室での振る舞いから見える学生の素の雰囲気など、様々な面を見るために、対面での面接実施を希望する企業が多くなっていると推察される。

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 なお、同調査の詳細は「就職戦線中間総括(2020年8月24日リリース)」に収録されている

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