デジタル面接プラットフォーム「HireVue(ハイアービュー)」を展開するタレンタは、東京海上日動火災保険におけるHireVueの活用が、同社を含め東京海上グループ会社6社に拡大したことを発表した。
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大により、採用活動に有効なオンライン面接ツールの導入が早急に必要となった東京海上グループは、グループ各社で様々なシステムを比較検討し、既に東京海上日動火災保険で2018年より使用していたHireVueの利用を決定した。安全面・運用面での十分な実績があり、今年度の同社での利用拡大を後押しした。
HireVueでは既存の環境を複数のグループ会社で共有できるため、最短期間で導入し利用を開始することが可能。また、共有環境でも厳密にセグメントの分割ができる。それにより、東京海上グループの高いセキュリティ要件を担保しつつ、各社が独立して採用選考プロセスを管理することができたという。
東京海上グループ各社では多様な採用選考プロセスを実装。実施した面接件数は、新卒採用のピーク時で1日最大約2000件、3か月では総計8000件を超えた。この膨大な数の面接を一環境で、ほぼ滞りなく完了させ、円滑な運用を実現した。
また、オンライン説明会にオンデマンド面接機能を使用し、志望動機を回答する設問を組み合わせることで自己アピールを同時に提出できる。これにより、指定された日程で説明会・選考に参加できなかった候補者にも新たな機会を提供し、母集団の拡大に寄与した。
新卒採用だけでなく中途採用など、幅広い採用選考プロセスにてオンデマンド面接・ライブ面接の利活用が広まっている。タレンタは、東京海上グループ各社でのHireVue導入効果を踏まえ、グループ内でのさらなる展開を進めていくと述べている。