ビズリーチは、同社が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」が、津田塾大学の公認OG訪問プラットフォームに認定されたことを発表した。
コロナ禍の影響により、キャリアセンターを通じたOB/OG訪問の課題が顕在化している中、津田塾大学キャリアセンターでは、学生がどこにいても大学のキャリアセンターを活用できるように、キャリア支援の全面オンライン化を推進。その一環として、今回の公認に至ったという。なお、大学がビズリーチ・キャンパスを公認化するのは、津田塾大学が初。
津田塾大学におけるビズリーチ・キャンパス公認化に伴う学生のメリットは次のとおり。
- OGの連絡先を取得するために大学に行く必要がなくなる
- これまで大学に行かないと開示されなかったOGの連絡先や企業から提供される名簿(一部)を、ビズリーチ・キャンパス上で閲覧できる。
- ビズリーチ・キャンパスの最新のOG情報をもとに、幅広いOGに依頼が可能
- OGは、キャリアセンターに連絡しなくても、自身がビズリーチ・キャンパス上でプロフィール情報をリアルタイムで更新可能。そのため学生は、OGの転職や異動などのキャリア履歴を含む、最新の情報をもとにOG訪問を依頼できる。ビズリーチ・キャンパス上にOG訪問が可能な卒業生の情報が一元化されていくと、ビズリーチ・キャンパスのみで、さまざまなOB/OG(※)にコンタクトを取れるようになる。
- (※ビズリーチ・キャンパスの中で、学生の所属大学を問わずに訪問可能な利用企業はOBを含む)
- キャリアセンターからの配信情報を、スマホアプリで受信できる
- 学生は、キャリアセンターから配信される(※)イベント情報やお知らせを、ビズリーチ・キャンパス上で閲覧できる。
- (※キャリアセンターとビズリーチ・キャンパス運営事務局が連携して配信)
ビズリーチ・キャンパスはOB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生に限定。安心して利用できるよう、ビズリーチ・キャンパス運営事務局が、サービス内のメッセージなどを24時間有人監視している。
津田塾大学 学生生活課 課長の斉藤治人氏は、今回のビスリーチ・キャンパスの公認化について、次のように述べている。
「大学がOGの情報を学生に提供し、OGの支援を受けた学生が卒業後、再び在学生を支援するという良い形での循環ができていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりそれが困難となりました。学生からはOG紹介再開の要望が多数寄せられ、打開策を探していたところ、ビズリーチ・キャンパスを導入し、OG訪問のプラットフォームとすることが学生・OG・大学にとって最善の策であるという結論に至りました。今後、後輩に協力したいという有志の卒業生の協力を募り、OG訪問をさらに活性化させられるように取り組んでまいります」(斉藤氏)
ビズリーチは、津田塾大学様での公認化をモデルケースとしてビズリーチ・キャンパスの利用を全国の大学にも広げ、さらなるキャリア支援を目指すとしている。
なお、ビズリーチ・キャンパスの開校大学は次のとおり。
青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、滋賀大学、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京都立大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学、海外大学
登録者数は、大学生・大学院生が6万3000名以上、OB/OGが3万8000名以上(ともに2020年11月現在)。