LGBTダイバーシティ推進支援を行うNiji(にじ)リクルーティングは、今後LGBTの取り組みを進めていこうという企業の人事・ダイバーシティ担当者向けに「LGBT取り組みの進め方資料」の提供を開始した。
LGBTという言葉の認識率が上がり、社会的な理解も年々深まってきている中、2020年6月にパワハラ防止対策関連法(労働施策総合推進法)が施行され、ハラスメント(SOGIハラ)対策の一環としてもLGBT取り組みを進めようという企業が増えてきている。2020年に実施された企業などのLGBT取り組みを評価する指標「PRIDE指標2020」においては過去5年間で最多の233の企業・団体が応募している。
このようにLGBT取り組みを進める企業が増えている一方で、LGBT取り組みは企業の状況や考え方によって最適な進め方が異なっており、また十分な知見が蓄積されていないこともあり、人事・ダイバーシティ担当者からはどのように進めればよいかという相談が同社には寄せられていたという。
そういった相談に対応するため、同社は今後企業としてLGBT取り組みをしていこうと考えている人事・ダイバーシティ担当者向けにLGBTの基礎知識から、LGBT当事者の悩み事例、LGBT取り組みをしている企業の事例など、幅広く網羅した資料を用意。次のような場合におすすめの資料となっている。
- LGBTという言葉は聞いたことがあるけれど、LGBTについてもっとよく知りたい
- 会社としてLGBT取り組みをすることになったけれど、どこから始めればいいか分からない
- 他社のLGBT取り組み事例を知りたい
- 今後に向けて、LGBT取り組みについて基本的なことを知っておきたい
- SOGIハラ(コンプライアンス)対策としての取り組みを知りたい
- 職場でもカミングアウトやアウティングの対策が必要だと考えている
- 社内でカミングアウトをした社員への対応を検討している
- アライとしてどんなことをすればいいのか知りたい
同資料は、LGBTの基礎知識にとどまらず、「企業のLGBT取り組みの進め方」という点に寄り添った内容となっている。そのため、企業とLGBT当事者の両サイドの事例を掲載している。
<目次>
- LGBT取り組みの現状
- なぜ取り組みが必要?
- 職場における悩み
- LGBT取り組み項目
- LGBT取り組みの進め方
- トランスジェンダー対応
- 企業の取り組み事例
- アライができること
また、上記の本編以外に、「LGBT基礎知識編」という付録がセットになっており、人事・ダイバーシティ担当者として必要最低限の知識を身に付けられる。