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タレントマネジメントシステムに関する調査、約3割が「人事評価の運用」が課題と回答―HRBrain

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 クラウド人材管理システム「HRBrain」を提供するHRBrainは、関東在住の25歳以上の経営者または人事担当者を対象に、「タレントマネジメントシステム導入の実態と課題」をテーマとしたインターネット調査を実施した。実施期間は2020年9月18日~9月22日。500人から回答を得ている。

 新型コロナウイルスの影響によりリモートワークの導入が進んだが、それと同時に人材評価・管理の課題も浮き彫りになった。そうした中、新しい評価体系を作り、自社の人材を活かすためのタレントマネジメントシステムに注目が集まっており、各社システムの導入ないしは検討を進めている模様だ。

 同調査は、新型コロナウイルスにより人事課題が刻々と変化していく中、各社のタレントマネジメントシステムの導入状況および課題を明らかにすることで、今後の導入を検討している人への情報提供の目的で調査を実施したという。  調査の質問と回答結果は以下のとおり。

Q.1 タレントマネジメントシステムを現在利用していますか?

 タレントマネジメントシステムの利用状況を尋ねたところ、「現在利用している」「過去利用していた」の合計は16%。また、タレントマネジメントシステムの現在・過去利用の合算値は従業員規模「1000人以上」が28%で、従業員規模が大きいほど、従業員の評価・管理に関する課題が多く、タレントマネジメントシステム導入に積極的な傾向があることが分かった。

Q.2 「タレントマネジメントシステム」を直近1年以内に導入しましたか?

 タレントマネジメントシステムを「導入を決定した」は10%で、「検討しているが未導入」は12%となった。テレワークでの従業員の評価・管理方法に関して、急激な変化がおきており、各社対応を実施・検討していることがうかがえる。また、従業員規模が大きいほど直近1年以内にシステムを導入している傾向があり、30~300人未満が4%に対し、1000人以上は18%と約4.5倍の差があることがわかった。

Q.3 導入後課題になったことを以下より全てお選びください。

 全体では「業務フローへの組み込み・定着化」(34%)が最も高く、次いで「人事評価の運用がやりづらい」(33%)、「データ不足で分析ができない」(29%)と続く。従業員規模別にみると、30~1000人未満で「業務フローへの組み込み・定着化」「データ整理」が1000人以上より高い傾向にあり、まだ整っていない環境の中、タレントマネジメントシステムを活用していくことに課題があるようだ。一方、1000人以上では「データ不足で分析ができない」「人事評価の運用がやりづらい」といったことが課題として挙げられている。

 システム導入後、人事評価を自社の目的に沿って適切に運用するために人事や現場が使いやすいUI・UXを備えていることや、運用定着化までの適切なサポートを受けられるシステムを選定することが大事な要素となりそうだ。

Q.4 タレントマネジメントシステムを選択する際に重視する点を全てお選びください。

 タレントマネジメントシステムを選択する際の重視点を従業員規模別にみると、1000人以上の規模では「月額費用」「初期費用」などの価格面については低い傾向にあり、価格面よりも「セキュリティ」や「サービスの安定性・継続性」を重視する傾向があった。従業員の個人情報や企業の根幹となる人事データを取り扱うため、安全に扱えるシステムが求められている様子だ。

 300~1000人未満では「分析のしやすさ」が最も重視される傾向にあり、実際に利用する人事や現場が使いやすく、システムを運用していけるかどうかを選定基準にしていることが判明。また、30~300人未満では、月額費用を最も重視しており、費用対効果を見た上で最適なシステム選定を行っていることが分かった。

 また、どの従業員規模で見ても、「分析のしやすさ」は上位に入っており、タレントマネジメントシステムを導入したことで得られる様々な人事データを活用して、経営に活かしていくことが求められていた。システム導入が目的ではなく、その後の運用を想定し、目的に合わせたシステム選定が必要だろう。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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