学生就業支援センターは、採用学研究所と共同で、採用活動における情報提供のあり方についてレポートを作成。そのダウンロード提供を開始した。最新の学術的知見に基づいたレポートを、すべて無料でダウンロードできる。
コロナ禍の影響で学生との接触方法が大きく制限され、採用手法は急速にオンライン化が進んでいる。採用手法として「採用マーケティング」「採用DX」が注目されているが、その核となるのが情報提供のあり方だ。学生とのコミュニケーションでどのような内容を、どのようなタイミングで提供することが望ましいのか、オンライン化を契機に採用を再構築すべき時期に来ていると同社は考えたという。
「採用学」は、企業の採用活動に関する課題に科学的観点からアプローチし、採用活動の効率化を支援し社会に貢献することを目的とした、課題解決思考で実践的な学問。同社は採用学研究所と共同でレポートを制作し、最新の研究知見を盛り込んだレポートを提供するに至った。これらのレポートは、大きく変化している採用の現場で今後取り組むべき課題を明確にするもので、採用設計を見直す際に活用したい基本的な情報となっている。
採用学資料は次のとおり。
1.採用は情報提供戦略で制す
- 日本の採用に関する2つの特徴
- 「リアリティ・ショック」増長する日本の採用
- 採用活動における「情報提供」とは
2.情報提供は先手必勝!
- 就職活動は情報収集と情報評価の連続
- 学生はどのような情報を収集するのか?
- 学生はどのようの情報を評価するのか?
- さらなる実践的な情報提供のヒント
3.口コミが学生を動かす
- 学生に「知ってもらう」と、どのような良いことがある?
- どのように知ってもらうと良いか?
- 媒介して学生に届く間接的な情報提供が有効
4.負荷をかける情報提供をデザインせよ
- 認知処理:どのように頭を使えば記憶が定着するのか?
- 言語化:どのように言葉にすれば記憶が定着するのか?
- 情報提供に対する含意
5.自社の「職場環境」を言葉と体感で伝えよう
- これまでのレポートの振り返り
- どんな情報を提供すれば良いか
- 日本の採用に対する含意