学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生(「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者)を対象に、「就職活動の準備状況」に関してインターネットアンケートを実施した。調査期間は2020年12月22日~2021年1月5日。281名から回答を得ている。
アンケートの結果、選考参加の経験がある学生は34.8%。3年生の12月までに選考に参加している学生が3割を超えていることが分かった。
また、選考に参加したい企業、プレエントリーしたい企業について、「数社決まっている」の回答が49.6%、「数10社決まっている」が7.1%となった。3年生の12月時点で、すでに「選考に参加したい企業、プレエントリーしたい企業」を決めている学生が56.7%に上っている。
1・2月の就職活動準備で取り組みたいことは、「オンライン開催のインターンシップに参加」が64.8%で最多。次いで、「エントリーシートの作成」64.4%、「面接対策」64.1%、「自己分析」60.9%と続く。学生からは、「志望業界が決まったので、さらにインターンシップに参加して、業界研究を深めたい」「エントリーシートの作成のためにも、企業研究や自己分析に改めて取り組みたい」「3月の広報解禁後は忙しくなるので、今からできることは準備しておきたい」といった声が寄せられた。3月の広報解禁を目前に控え、選考対策に力を入れたいと考える学生が多いことがうかがえる。