タリスマンは、人材シェアリングのマッチングを行うプラットフォーム「mutualy(ミューチュアリー)」を3月1日に提供開始することを発表した。現在、企業の事前登録を受け付けている。
mutualyでは、「人材を送り出したい企業」と「人材を受け入れたい企業」それぞれのニーズをオンラインでマッチングさせる。業界・職種は問わず、コロナ禍の影響により雇用調整をせざるを得ない企業や、異業種の人材を受け入れたい企業など、さまざまなニーズに応える。また、契約形態としては、双方で在籍出向の契約を結ぶため、条件によっては「雇用調整助成金」や「産業雇用安定助成金」の対象になる。
mutualyの特徴は次のとおり。
- プラットフォームで一元化
- 受入案件・人材情報の登録・検索、相手企業へのコンタクト、マッチング、マッチング後のやり取りなど、すべてオンライン上で完結する。運営会社に問い合わせをし、直接やり取りをするといった煩わしさが発生しない。
- 平等な料金体系
- mutualyの料金体系は「出向契約のマッチングサポート料10%を、送出企業・受入企業それぞれの給与負担割合で分担」。どちらか一方の負担ではないため、平等な料金体系といえる。なお、システム使用料は無料。
- mutualy事務局がサポート
- 「初めての出向手続きでやり方が分からない」「サイトの使い方がわからない」など不明な点がある場合はmutualy事務局がサポートする。
同サービスは3月1日のサービス提供開始で、3月1日~5月31日に無料トライアルも実施予定。期間中は、送出企業、受入企業ともにマッチングサポート料が無料になる(mutualyに掲載するインタビュー記事に協力した企業に限る)。