セルバは、フリーランスエンジニアと企業が直接契約できる「ダイレクトビズ」をリリースした。
同社によれば、エンジニア採用にエージェントを利用している企業の多くが抱えている課題は次の3つだという。
- 即戦力エンジニアに出会えない
- これはシンプルに認知度とアプローチ方法の問題で、多くの会社が媒体に求人情報を掲載しているものの、最適な媒体に掲載していないことが多い。また、スカウトメールの打ち方に問題がある。
- エージェントや採用媒体などの採用コストが高い
- 単純に掲載料が高く、1名も採用できずにただのコストで終わる場合もある。
- 忙しくてスカウトや案件掲載業務に手が回らない
- エンジニアのスカウトは片手間でできる仕事ではなく、本当に必要な人材を採用するにはかなりの工数が必要になる。
ダイレクトビズは、Web系やアプリを中心に1000名以上のエンジニアデータベースを持ち、ミドルスキルからハイスキルのフリーランスエンジニアとのマッチングが行えるという。成約手数料は稼働開始時の一律30万円のみで、稼働後も月額の中間手数料はない(週1日~2日稼働の場合は一律15万円)。また、初回の求人作成からエンジニアの選定、提案まで無料で代行する。
ダイレクトビスは2020年11月にテストリリースをし、クライアント企業にエンジニア提案を行ってきた。正式リリースをした今後は、その経験に基づき、最適なフリーランスエンジニアをクライアント企業に提案していくと同社では述べている。