Legaseedは、組織診断ツール「ラフールサーベイ」を提供するラフールと、事業領域の拡大、拡充および新たなビジネスの構築を目的として提携し、4月23日よりサーベイツール「SELFVIEW」の提供を開始した。
Legaseedは、人と組織の可能性を極大化し、組織の成長に必要なノウハウ・情報・ツールを幅広く提供するコンサルティング企業。組織内における人間関係やストレスが引き起こす課題、課題解決にもリーチしたいという想いがあるという。一方、ラフ―ルは、組織診断ツールのラフールサーベイを通して、より多くの企業を組織の改善、業績向上へ導きたいと考えているという。両社は、組織における従業員のメンタル状態を把握し、エンゲージメントを高めるという、双方で持つ課題に対してともに取り組みたいという意向が合致し、サービスの開発・提供に至った。
SELFVIEWは、ラフ―ルサーベイを活用したサーベイツールで、従来のストレスチェック57項目に職場環境を適切に把握できる設問を追加した141項目で状態把握・要因分析を行い、対策リコメンドをワンストップで導き出す。ストレスやフィジカルの状態の良し悪しを図る状態把握の項目だけでなく、なぜストレス状態が悪いのか理由を特定するための要因分析の項目を加えることで、組織分析が可能となる。テレワークなどで目の届きにくい従業員の状態を可視化できるため、メンタル不調予防対策やエンゲージメントの低下を未然に察知することが可能となるという。
Legaseedは、SELFVIEWの特徴について次のように述べている。
- 人事担当者の負担が増えない仕組みを構築
- HR Techの発展により、サービスやツールを導入した企業も増えてきた。一方で、「サービスを導入したものの、負担が増えてしまい課題対策に向き合えない」といった声が多く挙がっている。そのため、SELFVIEWではサービス導入時の設定や操作が簡単にできるように設計。また、徹底的なカスタマーサクセスのサポート体制も構築し、これまでシステムを導入したことのない企業でも簡単に運用できるようにしている。
- 社員一人ひとりが変わるためのマイページを用意
- SELFVIEWでは働く個人の意識を変えるため、回答した従業員が自身の結果を閲覧できるマイページなどを用意。心身の健康状態やエンゲージメントなど、自己認知の向上やセルフケアの促進の一助となる。
- 組織課題の要因特定から課題解決の施策をレコメンドする機能を搭載
- SELFVIEWでは、社員の状態を可視化するだけでなく、個人の体調やメンタルが悪化している要因を分析する機能を搭載。また、課題に対しての施策をレコメンドするため、どのような施策を行うべきか思い悩む必要がない。経営者や人事担当者が施策を行う上での工数を削減し、組織課題に直結した施策を実施することでコスト削減や業務効率の向上を実現する。