出題範囲
レベル2の201試験と202試験のそれぞれの試験範囲は次のとおりです。なお、各試験には副題がついており、201試験は「Linux応用管理」、202試験は「Linuxネットワーク管理」となっています。
出題範囲のそれぞれの項目には、重要度としておおむね1〜10の間の数字で重み付けがなされています。この数字は、それぞれの主題における相対的な重要性を示します。重要度が高い項目ほど、試験において多くの問題が出題されます。
試験各項目の詳細に関しては、以下のLPIC Webサイトをご参照ください。
201試験の出題範囲
- 主題200:キャパシティプランニング
- 200.1 リソースの使用率の測定とトラブルシューティング(重要度:8)
- 200.2 将来のリソース需要を予測する(重要度:2)
- 主題201:Linuxカーネル
- 201.1 カーネルの構成要素(重要度:2)
- 201.2 Linuxカーネルのコンパイル(重要度:3)
- 201.3 カーネル実行時における管理とトラブルシューティング(重要度:4)
- 主題202:システムの起動
- 202.1 システムの起動をカスタマイズする(重要度:3)
- 202.2 システムのリカバリ(重要度:4)
- 202.3 その他のブートローダ(重要度:2)
- 主題203:ファイルシステムとデバイス
- 203.1 Linuxファイルシステムを操作する(重要度:4)
- 203.2 Linuxファイルシステムの保守(重要度:3)
- 203.3 ファイルシステムを作成してオプションを構成する(重要度:2)
- 主題204:高度なストレージ管理
- 204.1 RAIDを構成する(重要度:3)
- 204.2 記憶装置へのアクセス方法を調整する(重要度:2)
- 204.3 論理ボリュームマネージャ(重要度:3)
- 主題205:ネットワーク構成
- 205.1 基本的なネットワーク構成(重要度:3)
- 205.2 高度なネットワーク構成(重要度:4)
- 205.3 ネットワークの問題を解決する(重要度:4)
- 主題206:システムの保守
- 206.1 ソースからプログラムをmakeしてインストールする(重要度:2)
- 206.2 バックアップ操作(重要度:3)
- 206.3 システム関連の問題をユーザに通知する(重要度:1)
202試験の出題範囲詳細
- 主題207:ドメインネームサーバ
- 207.1 DNSサーバの基本的な設定(重要度:3)
- 207.2 DNSゾーンの作成と保守(重要度:3)
- 207.3 DNSサーバを保護する(重要度:2)
- 主題208:HTTPサービス
- 208.1 Apacheの基本的な設定(重要度:4)
- 208.2 HTTPS向けのApacheの設定(重要度:3)
- 208.3 キャッシュプロキシとしてのSquidの実装(重要度:2)
- 208.4 WebサーバおよびリバースプロキシとしてのNginxの実装(重要度:2)
- 主題209:ファイル共有
- 209.1 Sambaサーバの設定(重要度:5)
- 209.2 NFSサーバの設定(重要度:3)
- 主題210:ネットワーククライアントの管理
- 210.1 DHCPの設定(重要度:2)
- 210.2 PAM認証(重要度:3)
- 210.3 LDAPクライアントの利用方法(重要度:2)
- 210.4 OpenLDAPサーバの設定(重要度:4)
- 主題211:電子メールサービス
- 211.1 電子メールサーバの使用(重要度:4)
- 211.2 電子メール配信を管理する(重要度:2)
- 211.3 メールボックスアクセスを管理する(重要度:2)
- 主題212:システムのセキュリティ
- 212.1 ルータを構成する(重要度:3)
- 212.2 FTPサーバの保護(重要度:2)
- 212.3 セキュアシェル(SSH)(重要度:4)
- 212.4 セキュリティ業務(重要度:3)
- 212.5 OpenVPN(重要度:2)