ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは、ロゴデザインを一新し、6月21日に公開した。
同社は「シゴトでココロオドルひとをふやす」(Create a world where work drives passion)というミッションの下、「シゴトでココロオドル」という新たな文化創造を実現すべく提供しているプロダクト、サービスを進化させてきた。一方で、従来のロゴには、視認性における問題点とデザイン上の扱いづらさ、独自性の弱さがあったという。そこで今回、これらの課題を解決する新しいブランドアイデンティティを発表した。
今回の新しいロゴは、ブランドのトーン&マナー「知的・大胆・洗練」を最もよく理解するウォンテッドリー社内のデザインチームがデザインを担当。ブランドが目指す世界観を経営陣含め議論していく中で生まれた、300を超えるアイデアの中から絞り込んだ。
課題は、従来よりもシンプルな形の中で解決。“W”のモチーフとシルエットのキーとなるエッジの角度を維持しつつ、ミニマルな明快さの中にオーセンティックな感覚も取り込み、テクノロジーやサービスのみにとどまらない「文化圏を創造する企業」としてのスタンスを表明している。
ロゴマークについて、2本のバックスラッシュは「社会に切り込むウェッジ」として、Wantedlyのプラットフォームと、また、それを利用する人々が社会に与えるインパクトを表現し、右上の円形はそれらから力を得てさらに先の世界へと進む人々を表している。
ロゴタイプについては、ロゴとしての強いアイデンティティはマーク側に集約し、従来よりも可読性が高く、コーポレートフォントと合わせて統一的な世界観を表現できる字形をデザインした。
また、一新されたロゴデザインの公開とともに、あらゆる人がWantedlyが目指す世界観を理解し、共感し、共に広める存在になれるよう、ブランドガイドラインも更新。同社では今後、各種プロダクトやWebサイト、広告など、Wantedlyに関連するビジュアルを、新たなガイドラインを下に変更していく予定という。