groovesは、HERPと共同で転職先決定要因に関する調査「エンジニア254人に聞いた 入社の決め手になる、本当に重要な情報とは?」を実施した。同調査は、ITエンジニア254名を対象として8月3日〜8月10日に行われた。
調査結果は以下のとおり。
転職時に重視した点についての質問で最も多かった回答は「収入・待遇」(51.2%)。次いで「開発技術・開発環境(37.0%)。「自身の成長可能性」や「プロダクトの魅力」も上位に入っており、会社の規模や知名度にとらわれずにさまざまな視点から転職先を検討していることが分かった。
次に、転職時に最も有効であった情報収集手段について問うと、「現場の従業員との会話(面接含む)」が最多の21.9%。続いて、「経営者・役員との会話(面接含む)」や「人事担当とのやり取り」など、選考の過程で直接聞けた一次情報を大事にしていることが見て取れる。
また、企業や人事担当に特に求めることについての質問では、「仕事内容について詳細に教えて欲しい」(57.1%)が最多となった。続いて「一緒に働く現場のメンバーと話す機会が欲しい」(51.6%)の回答が多かったことから、入社後のミスマッチが起こらぬように、より具体的かつ正確な情報を求めていることがうかがえる。そのために1次情報を大事にしているともいえるので、企業側には現場のメンバーを採用に巻き込み、「嘘や誇張のない、現場の生の声」を上手に候補者に届けていく工夫が求められる。