事業場向け産業保健サービスを提供するエムステージは、人事労務担当者が産業保健分野の疑問や悩みを、Web上で気軽に専門家に相談できる「Msupport for HR」の提供を10月1日より開始する。
同社では、産業医サポートサービスにおいて、医師紹介業18年のノウハウとネットワークで、嘱託産業医の選任と充実の業務サポートを提供。また、専属産業医の紹介や、面接指導・就業判定などの1回だけの産業医業務に対応するスポット産業医も紹介している(産業医サポートサービス)。今回、同サービスの無料付帯サービスとして「Msupport for HR」の提供を開始する。
同サービスの特徴は次のとおり。
特徴① “誰に相談してよいのか分からない”担当者の悩みに、課題にマッチした専門家が回答
メンタルヘルス支援などのセンシティブな産業保健活動を適正に、スピーディーに実施するには、あらゆる専門家のサポートが重要となる。中小企業ではそのような課題に対して、それぞれの専門家を自社で揃えることは難しいため、実際の現場では、“誰に相談してよいのか分からない”事案が数多く発生している。Msupport for HRでは、同社のサービスを通して、大手企業のような人事労務部門の専門家チームを「シェア」することをコンセプトに開発したサービスとなっている。
特徴② 産業保健業務管理クラウド「Mconnect」内の相談フォームから気軽に質問
産業保健の悩みや疑問について、同社の産業保健業務管理クラウド「Mconnect(エムコネクト)」を通して相談すると、課題にマッチした専門家より回答が得られる。Mconnect内の専用フォームから、いつでも気軽に相談が可能。人事担当者だけでなく、各事業場の衛生管理者からも相談を受け付ける。
さらに「至急回答依頼」などの選択も用意。また、これまで同社カスタマーサポートへ多く寄せられた相談事項などは、よくある相談内容としてQ&A形式で掲載している。
なお、同社では、自社の方針や見解について、別の産業医や社労士にも意見を聞きたいというニーズに対して、専門家がオンラインで面談する「産業保健セカンドオピニオンサービス」も構築中としている。