平成21年度春期から始まった現行制度での試験実施は、平成29年度春期で17回目となる。今年は、昨年10月21日に開始された国家資格「情報処理安全確保支援士」制度下における試験区分「情報処理安全確保支援士試験」が初めて実施される。なお、平成28年度秋期まで行われていた「情報セキュリティスペシャリスト試験(旧:テクニカルエンジニア(情報セキュリティ試験)」は、情報処理安全確保支援士試験に移行する。
情報処理安全確保支援士試験を含め、平成29年度春期に実施される試験は次のとおり。既存試験について大きな変化はない。
- 情報セキュリティマネジメント試験(SG)
- 基本情報技術者試験(FE)
- 応用情報技術者試験(AP)
- プロジェクトマネージャ試験(PM)
- データベーススペシャリスト試験(DB)
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
- システム監査技術者試験(AU)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
ただし、昨年10月の出題範囲の改定で、若干追加点があるので、以下の改定版にて変更箇所を確認してほしい。
資料:IPA 「情報処理技術者試験の出題範囲」2016年10月改訂版(変更箇所表示版)
なお、受験手数料(いわゆる受験料)は5700円(すべての試験に共通、税込み、ただし情報処理安全確保支援士試験のみ非課税)。
受験申し込みの受付期間は、個人がインターネットで申し込む場合、2月20日(月)20時まで。郵送で申し込む場合、2月9日(木)消印有効となっている。代替申し込みも可能。受験申し込みの詳細や最新情報は、情報処理技術者試験センターの「受験申込み」ページを参照してほしい。