うるるBPOは、VALT JAPANと連携し、障がい者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト)」の先行受付を開始した。サービスの提供は12月1日より開始する。

情報の電子化においてAI-OCRは広く活用されている。しかし、AI-OCR単体で作業を完結することは難しく、最終チェックを目視で行うなど、多くのケースで人による作業が必要となっていた。うするBPOのデータ化サービス「eas」では、AI-OCRだけでは読み取れない画像をクラウドワーカーによりデータ化している。
eas nextは、企業のデータ化作業を、その企業が雇用している障がい者に行ってもらう仕組みを提供する。企業はeas nextを利用することで、自社が雇用する障がい者を戦力化できる。

eas nextの特徴は以下のとおり。
1. 企業側の業務の作成・切り出しが不要に
導入企業内におけるデータ化が必要な業務についてヒアリングし、自社が雇用した障がい者を戦力化できるように業務を切り出す。
2. 障がい者の在宅勤務が可能
セキュリティ対策を施しているシステムのため、導入企業がパソコンとインターネット環境を提供するだけで、雇用した障がい者は自宅でも簡単な作業を継続的に行える。
3. 適切な人材の紹介・マッチング
VALT JAPANが運営する就労困難者特化型受発注プラットフォーム「NEXT HERO」に登録している1500以上の提携事業所から、事前に業務の訓練を行った障がい者のマッチングを行う。一人ひとりの特性を理解し、業務に合った人材を紹介する。
4. 長期的な活躍を目指した定着支援
採用した人材が長く活躍できるよう、登録事業所のスタッフが定着支援を行う。これにより、企業側の雇用後のサポートの不安を解消する。
5. クラウドワーカーによる業務サポート
万が一、採用した人材の就労が安定しない場合は、うるるの提供するクラウドソーシングサービス「シュフティ」と「NEXT HERO」に登録するワーカーが代わりに対応するため、業務の滞留を気にする必要がなくなる。