SHIFTは、企業の中途採用課題を解きほぐし、採用データを経営判断に変えるダッシュボード支援サービス「採用意思決定エンジン」を提供開始した。
採用意思決定エンジンは、AIによる高速なデータ集約・初期分析と、SHIFTの採用戦略専門チームの知見を組み合わせることで、採用を“経営指標”として扱える状態へ転換する支援サービス。企業が保有する応募状況や成約率などの採用関連データを横断的に整理・分析し、課題構造を可視化したうえで、改善の優先順位を提示する。組織背景や事業戦略を踏まえた示唆まで整理する点が特徴だという。
SHIFTは、自社における年間約2500名規模の採用活動を通じて、採用の本質的な課題は「情報の不足」ではなく、「構造化不足」にあると捉えている。構造化不足とは、具体的には次の3つだ。
1つ目は、採用データが分散していること。応募数・通過数・面接評価・承諾数などのデータは存在しているものの、採用管理システムや各種ツール、媒体、管理表などに分散し、意思決定に活用できる形で集約されていないケースが多くみられる。2つ目は、改善の優先順位が整理されていないこと。限られた予算とリソースのなかで、どの施策に投資すべきか判断できないまま、感覚に依存した打ち手が繰り返される状況がある。3つ目は、施策の効果検証が十分に行われていないこと。結果として改善のサイクルが回らず、コストのみが積み上がっていく構造が生じている。
採用意思決定エンジンは、この3つの構造的課題への対策支援として、データを意思決定可能な形に整理する仕組みと、それを的確に解釈して判断する知見の両方を提供する。
同サービスの提供プロセスは次のとおり。
- 事前ヒアリングおよびデータ受領
- データの集約・初期分析、課題構造整理、改善優先順位の提示(最短1営業日)
- 経営層向けレポート提供および専門チームによる面談実施(1時間)
SHIFTは同サービスにより、経営・事業責任者・人事が同一のデータをもとに議論できる状態を整備し、採用を経営指標として扱える体制構築を支援すると述べている。
なお、同サービスの提供開始にあたり、SHIFTではモニター企業を3社限定で募集中。モニターでは、通常有償で提供する一連のプロセスを無償で実施する。
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