MyReferは、トヨタ自動車がリファラル採用を促進するプラットフォームとして、1月より「MyRefer」を本格導入したと発表した。
トヨタ自動車は2018年、「自動車会社」から「モビリティカンパニー」への変革を宣言。その実現には、多様で専門的な人材の採用と活躍が不可欠であると述べている。
そこで、新卒中心だった採用方針を転換し、2019年よりキャリア採用に注力。なかでもソフトウェア人材など、転職市場で売り手となっている人材に社員のつながりからアプローチするため、リファラル採用を取り入れ「MyRefer」を導入した。
トヨタ自動車は人事コメントにて、以下のように述べている。
「当社は、『モビリティカンパニー』への変革に向けて、これまでの『クルマをつくる会社』から脱却し、新たな事業、価値を創造することを目指しています。そのために、より多様で専門性のある人材のキャリア採用強化と、人事・採用面の変革に取り組んでいます。その一環として、トヨタを最もよく知っている社員自身から転職潜在層の方へ想いを届けてもらうため、約71,000人の社員と、職場一体でリファラル採用を開始しました。そのなかで、募集している100以上の求人を社員が紹介しやすくするため、求人をいつでも・どこでも社員が確認できるリファラル採用サービス『MyRefer』を導入しました。今後、リファラル採用の推進ならびに、自社にマッチした転職潜在層の採用につながることを期待しています」
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