ファインディは、国内IT人材の不足に直面している企業の採用支援に向け、国内外居住の外国人ITエンジニアに特化した採用支援サービス「Findy Global」の提供を開始した。
同社は、ハイスキルなエンジニアの転職サービス「Findy」や、フリーランス・副業エンジニアのマッチングサービス「Findy Freelance」の提供を通じて、スタートアップからDXを推進したい大手企業までのエンジニア採用を支援している。
昨今の国内ITエンジニアの獲得競争激化や、外国人ITエンジニアの採用ニーズの高まりを受け、新たに同サービスの提供を決定したという。
サービス概要の概要は、以下のとおり。
- 海外居住のハイスキル外国人エンジニアの紹介(主にインド・バングラデシュ・ネパール・東南アジア圏)
- 日本国内居住のハイスキル外国人エンジニアの紹介
なお、海外居住の外国人エンジニアだけでなく、すでに日本に居住している就労資格を持った外国人エンジニアも対象としている。雇用形態においては、正社員としての採用のほか、求職者側が現地に在住したまま業務委託として採用することも可能となっている。
登録ユーザーの特徴
2022年3月時点のユーザー登録データでは、インドやバングラデッシュからの登録が全体の約65%を占めている。
また、同社が独自開発している「Skill Score(GitHubアカウントの公開データからエンジニアのスキルを定量的に分析する仕組み)」の分布を国ごとに確認したところ、Skill Scoreが50以上のユーザー割合が海外全体で約25%となっており、日本の10%前後と比較して高いことが分かったという。また、インド・インドネシアにおいては30%以上と特に高い傾向が見られる。
上記の結果から、同サービスをハイスキルなエンジニア候補者の母集団形成に役立てることができると、同社は述べている。
【関連記事】
・日本企業に内定した特定技能の外国人材、企業へ望む福利厚生1位は「資格取得などキャリアアップ支援」
・2022年卒理系外国人留学生、コロナ禍で激減し争奪戦が加速―オリジネーター
・外国人社員の定着を支援するBPOサービス「ゼロニンメ」を開始ーGuidable