アイディール・リーダーズは、組織の理念浸透度を測るアセスメントツール「カサナリ」を6月7日から順次提供を開始するとした。
同サービスでは、個人と組織のパーパスの重なりの大きさを測り、社員の内発的動機を引き出す施策を検討することが可能となる。また、エグゼクティブコーチングや組織開発コンサルティングにおけるコンサルタントがアセスメント結果を分析し、状況に合わせてコメントを記載したレポートを作成。 データを収集する前後で状況を詳細に聞いた上でデータを読み解くことにより、正確なデータの分析や、円滑なデータ活用および施策検討が可能だという。
アセスメントの質問項目は、「データを取得して終わり」とせず、分析結果を具体的な施策に落とし込むために、個人/組織のパーパスに着目した次の3つの観点で構成する。
- 個人のパーパスがどのくらい明確か
- 組織のパーパスに対してどのくらい共鳴しているか
- 組織のパーパスを自分ごと化するための取り組みは適切か
また、同社COOの後藤照典氏は、同アセスメントは経営において最も本質的といえる「個人のパーパス」と「組織のパーパス」に測定項目を絞ったと説明。 その理由として、顧客企業がよりスピーディにビジョンや戦略を達成するために、データの収集と分析を同社にアウトソースすることで、 施策の検討や実施により多くのリソースを使ってほしいからだと述べている。
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