ビズリーチは、ビジネスパーソンを対象に、人材データ(業績・スキル・適性など)の活用に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 対象:転職サイト「ビズリーチ」を利用中の会員
- 調査期間:2021年11月29日~12月6日
- 有効回答数:789件
ビジネスパーソンの約5割が、勤務先の業務アサインに「自身の人材データが十分に活用されていない」と回答
ビジネスパーソンの46%が、自身の業務アサイン(業務割り当て)に、「人材データが活用されていない」と感じていることが分かった。役職別に比較すると、マネジメント(係長・課長・部長クラス)と一般社員では「人材データが活用された業務アサインをされていない」と感じる割合に18ポイントの差があり、一般社員のほうが「活用されていない」と感じる割合が多い結果となった。
ビジネスパーソンの6割以上が、人材データを活用して業務アサインをする企業に転職先として「とても魅力を感じる」と回答
また、ビジネスパーソンの64%が、人材データを活用して業務アサインを行う企業を、転職先として「とても魅力を感じる」と回答した。人材データを基に人材活用を行うことは、求職者に対して自社の魅力を発信するきっかけになると推測される。
人事異動・配置における人材データは、「個人業績」や「職務経歴」よりも「スキル」「適性」を参考にしてほしいと回答
企業が人事異動・配置などを行う際、ビジネスパーソンが参考にされていると感じる人材データは、「個人業績・評価」「職務経歴」「スキル・資格・語学力」「社内での評判」の順となった。一方で、今後どのような人材データを参考にしてほしいかを質問したところ、「スキル・資格・語学力」「適性」「個人業績・評価」の順となり、参考にされていると感じる項目とギャップが生じる結果となった。企業にとって、これらの情報をいかに可視化し、適切な人事異動・配置などに活用していくかが重要だと推測される。
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