HRBrainは、社内の問い合わせ対応をAIによって自動化し、バックオフィスの業務効率化を実現するチャットボットサービス「HRBrain AI Assistant」を今秋に提供開始すると発表した。
同サービスを導入することにより、社内問い合わせ対応にかかる工数削減や属人化の解消、社内コミュニケーションの最適化を実現できるという。
サービスの特徴は以下のとおり。
社内問い合わせ対応をAIで自動化
従業員からの質問と回答内容を蓄積し、機械学習を用いて社内問い合わせへの回答を自動化することで、効率化を実現。日々発生する社内問い合わせ業務を削減できるという。
導入後の初期設定やメンテナンスが簡単
一般的な質問と回答内容のテンプレートを完備し、チャットボット導入後の初期設定を効率化。個社特有の質問も追加できるため、チャットボット導入後に発生するメンテナンス工数を軽減できるという。また、適切な回答がされなかった問い合わせに対して、有人対応した内容を数クリックでデータベースに蓄積できる機能を開発。その後に発生する同様の質問回答を自動化でき、導入後のメンテナンスも容易だとしている。
利用中のビジネスチャットサービスと連携し、気軽に質問できる
ビジネスチャットツールと連携しているため、従業員は日頃使用しているチャットツールから気軽に問い合わせ可能。また、社内制度変更などの告知もチャットツール経由で実施でき、社内制度の浸透にもつながるという。
回答内容の改善で工数削減
社内問い合わせ内容を蓄積し、社内問い合わせの傾向を可視化。従業員のフィードバックを踏まえ、質問に対する回答内容のブラッシュアップが可能に。また、問い合わせの多い領域や業務フローに関する傾向が可視化できるため、業務改善の根拠としても活用できるとしている。
同社は今後、同サービスにおいて、タレントマネジメントクラウドや労務管理クラウドなどのHRBrainの他サービスや、他社クラウドサービスとの連携機能の開発を予定。また、他のクラウドサービスで管理している情報をチャットボットの回答に使用し、バックオフィス関連の質問だけでなく、幅広い質問への対応をAIで自動化できるように開発を進めていく。
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