日本経営協会は、法人向けボードゲームサブスク事業「るーでんすぱーてぃー」において、2023年4月新入社員向けボードゲームパックを、1月23日より新たに追加した。
同ゲームパックでは、新入社員が入社直後に直面しやすい4つの“ない”をボードゲームを通じて解決することを支援。新入社員研修での活用はもちろん、普段の会議や打ち合わせの中で、上司、先輩と一緒にプレイすることにより、相互理解やコミュニケーションが向上し、職場の活性化にもつながるとしている。
4つの“ない”に役立つボードゲームの概要は以下のとおり。
- 出来ない(瞬発的な受け答え):「ほめるが勝ち」ゲームでは、失敗をしてもいい、失敗から学びがあることに気が付いてもらうと同時に、瞬発的に反応する力、言葉を発する力を付ける
- わからない(上司・先輩・同僚の人柄):「みにまむ会議」ゲームでは、年代や役職の壁をなくすだけでなく、話せる言葉に制限をかけ、敬語の壁をなくす。これにより、本当の人柄を見せ、感じることで、コミュニケーションの円滑化を支援
- 見えない(業務の優先順位):「稟議王」ゲームでは、社内稟議の決裁をテーマに、勝利(社長決裁)を得るために様々なアクションを行う。全体の状況を判断することはもちろん、その中で優先順位が高いものは何かの判断を行う訓練として利用できる
- 伝わらない(伝えたいことが):「タステン」ゲームでは、どの部分が欠けているか、誰が持っているかなどの仮説を立てる。仮説を基に実際にカードを出し、成果を出すことを体感することで、論理的思考のクセづくりに役立てられる。また、一緒にプレイすることで自身の考えを伝え、共通化する「認識のすり合わせ」の重要性を浸透させることも可能
なお、企業の風土や求める内容に応じて、上記以外のボードゲームを提案することも可能だという。
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