研修の学びを行動変容・定着につなげる職場学習支援システム「compath」をリリース—アルー

　アルーは、職場学習支援システム「compath」のリリースを発表した。

　compathは、社員の主体性に基づく継続的な成長を後押しすることを目的に開発。受講者の行動変容・定着にこだわるために、数時間～数日の「研修」の提供にとどまらず、その後の数ヵ月間にわたる職場学習の支援にまで取り組んでいく「点から線へ」というテーマと、受講者の職場での行動や経験学習に関するデータを収集・分析することで、データに基づく育成施策のPDCAサイクルを推進していく「データ活用」 という2つのテーマを掲げている。

　同システムは、点から線へをサポートする実践支援ツール「アクションプラン ノート」とデータ活用を支援する行動測定ツール「コンピテンシー スナップ」という2つのツールで構成される。各ツールの詳細は次のとおり。

実践支援ツール「アクションプラン ノート」

研修での学びや気づきを踏まえて設定したアクションプランに対して、取り組みの進捗を定期的に振り返り、周囲からコメントをもらいながら、行動変容・定着に向けた職場学習のPDCAサイクルを回すための実践支援ツール。

行動測定ツール「コンピテンシー スナップ」

階層別役割から要素分解された期待行動に関して、職場での実践度合いに対する自己認識と他者認識を測定・可視化し、データに基づいて育成施策のPDCAサイクルを回すための行動測定ツール。簡易版となる「コンピテンシー スナップ lite」も用意しており、設問項目を簡略化し回答時間を短縮することで、より手軽な分析と短いサイクルでの内省と対話が可能となる。

　コンピテンシー スナップとコンピテンシー スナップ liteには、それぞれ対象者に応じた3パターンの測定項目があり、対象者・用途に応じた行動測定を全6パターンから選んで実施できる。評価の低い項目は、同社が提供するeラーニングサービス「etudes ^[1]」の受講推奨コースが表示されるオプションも無料で提供する。

　また、compathに蓄積されたデータは、同社が集計して報告書にまとめられる。同社のコンサルタントがそれを読み解き、顧客の育成施策をサポートするという。

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