WalkMeは、同社が提供するデジタルアダプションプラットフォーム「WalkMe」をNTTドコモが導入したと発表した。
NTTドコモでは、データドリブン人事の実現のため、これまでに「SAP SuccessFactors」の導入や専門性を軸とした人事評価制度への改正などを行ってきた。一方で、制度やシステムが変わると、どこにどのようなデータを入力すればよいか分からない社員が増加し、改革が進みにくかったという。
そこで、「不慣れなシステムの操作に戸惑ってデータ入力が進まない」「分析できるだけの質の高いデータが入力されない」といった課題に対して、包括的な対応が可能なWalkMeを採用。情報の活用フェーズを見据えて、質の高いデータの収集が可能な仕組みを構築した。
WalkMeを採用したことで、記入例の表示やテンプレート自動入力機能などが充実し、期待通りのデータ収集が可能となった。また、期限までのデータ登録率も80%を超え、社員1人あたり最大で年間60分以上の操作時間を削減できたと同社は述べている。
【関連記事】
・カオナビとの協業を発表 人材データの利活用を促進し人的資本経営を支援—NTT ExCパートナー
・効果を実感した健康経営の施策1位は「健康診断のデータ化」 導入中の企業は約4割にとどまる—エムスリー
・三菱重工業がタレントパレットを導入 4万人の人材データを活用するため—プラスアルファ・コンサルティング