プラスアルファ・コンサルティングは、同社が提供するタレントマネジメントシステム「Talent Palette」(以下、タレントパレット)を、三菱重工業に提供したと発表した。
三菱重工グループは、グループ会社8社の約4万人を対象に、グループ共通の人事基幹システムを導入し、2021年10月に人材データを一元化。しかし、それらのデータをHRや職場のライン長が各種施策やマネジメントに活用する「人材データの活用」フェーズへの移行が課題となっており、タレントパレットを導入したという。
タレントパレットでは、HR・職場ライン長などのユーザーが、グループ人材の検索や分類、分析ができる環境を提供している。また、共通ダッシュボードを構築し、グループ全体の人材データを可視化。ライン長向けには、配下社員の個人情報までドリルダウン可能な配下組織ダッシュボードを提供しているという。
今後は、数百のポジションに関する社内公募や、グループを横断した人材の最適配置などデータ活用の範囲を広げ、グループ全体での科学的な人材データ活用を推進していきたいと三菱重工業は述べている。
【関連記事】
・ヤマハ発動機がタレントマネジメントシステム「タレントパレット」導入―プラスアルファ・コンサルティング
・鹿児島銀行が「COMPANY」を導入 経営から従業員まで納得感のある人的資本経営を目指す—WHI
・デンソーが「Wantedly」を導入 「共感採用」に親和性を感じ—ウォンテッドリー