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鹿児島銀行が「COMPANY」を導入 経営から従業員まで納得感のある人的資本経営を目指す—WHI

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 Works Human Intelligenceは、同社が提供する統合人事システム「COMPANY」を鹿児島銀行に提供したと発表した。

 鹿児島銀行が導入したシステムは、各製品間でシームレスに連携できる統合人事システムとして「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」、タレントマネジメント推進に向けて「COMPANY Talent Management」の計4つ。次のような導入効果が期待されているという。

外部環境の変化に対する迅速化
鹿児島銀行は、ダイバーシティや人的資本経営など、人事を取り巻く環境が急速に変化していく中で、今後の人事戦略では外部環境の変化を分析し、必要に応じて迅速に自行へ取り込むことが重要だと考えているという。定額保守料の範囲内で、トレンドの変化に応じて標準機能を強化するCOMPANYを活用することで、迅速な外部環境への最適化を実現する。
スキルの可視化で適材適所の実現へ
COMPANY Talent Managementを利用し、従業員の持つスキルを数値化することで、これまで人の感覚に頼っていたスキルレベルを可視化する。営業店ごとのスキルレベルを把握し比較することで、適材適所の人材配置や人材育成への活用を図る。また、将来的にグループ全体の人材情報の管理をCOMPANY Talent Managementで行うことで、グループ間の垣根を越えた人材の流動化を目指していく。
ユーザー会を通じ、他社事例を活用した人事課題の解決
COMPANYのユーザー会であるユーザーコミッティを通じ、ユーザー同士でCOMPANYの活用方法の共有や、業種・業界を超えた情報交換を行う。他社事例やさまざまなノウハウを自社の取り組みへ反映することで、あらゆる人事課題の解決を図る。

 鹿児島銀行からのコメントは次のとおり。

 「従来のオンプレミスのシステムは、カスタマイズを重ねながら運用していました。毎年の法制度や税制の変更にも追加コストをかけて対応している中で、15年ぶりとなる人事制度改定というインパクトの大きな変化に対してスピーディに実現できるかどうかが課題でした。そういった人事システムの課題に際し、クラウドサービスで、法改正や自行の方針に柔軟に対応できるなどの利点を踏まえ、COMPANYの導入を決定しました。

 また、人的資本経営の実践に向け、現在COMPANY Talent Managementを活用し、営業店ごとにスキルの総量を数値化して可視化するという取り組みを行っています。たとえば、ある支店の点数が基準値よりも低ければ、人事異動による人材の再配置を実施するほか、各個人が目標とするスキルレベルを明確にしたうえで人材育成を促していくことを検討しています。今後、経営から末端の従業員まで納得感のある人的資本経営を目指していきたいと考えております」

左から、鹿児島銀行 人材開発グループ 下柿元氏、人事グループ 大迫氏、人事厚生グループ 安楽氏、人事改革室 東郷氏
左から、鹿児島銀行 人材開発グループ 下柿元氏、人事グループ 大迫氏、人事厚生グループ 安楽氏、人事改革室 東郷氏

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