メルカリは、働く人(クルー)と雇用企業(パートナー)との間で、単発・短期間でのスポットワークをマッチングするサービス「メルカリ ハロ」を発表した。2024年初春に首都圏の一部エリアからサービスを開始予定で、その後順次全国へ展開していく。
同社のフリマアプリ「メルカリ」は月間利用者約2260万人、直近1年間のGMV(流通総額)が1兆円規模に到達。さらに、電子決済サービス「メルペイ」やクレジットカード「メルカード」を提供し、独自のエコシステムを構築しつつある。メルカリ ハロはこうしたモノ・お金・信用のエコシステムに「時間・スキル(働く)」を組み込む。
スポットワークは企業と雇用契約を結ぶ形で提供され、給与はメルペイで受け取る。フリマアプリと同様、働く人と企業とは相互に評価を付けることができ、両者の信用として積み重なっていく。
スポットワークは、メルカリアプリ上で公開・応募できる。
メルカリでこのようなサービスを提供する優位点として、すでに約2260万人のメルカリユーザーを抱えていることや、フリマアプリでの売買と同様の操作で容易に利用できることがあるという。
クルーとして働けるのは、本人確認済みのメルカリアカウントを持っている18歳以上の人。パートナーとして求人する前には、メルカリ ハロのパートナーとしてのアカウント開設手続きと審査がある。マッチング手数料はパートナーの負担(賃金と交通費の30%)。
11月13日よりパートナーとなる企業の募集を開始。現在キャンペーン期間中で、いま問い合わせ・事前登録したパートナーは、サービス開始時から当面の間のマッチング手数料が無料となる(終了日未定)。こちらのフォームで受け付けている。
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