学情は、2024年4月に入社を控える新社会人を対象に、「入社後すぐのテレワーク」についてインターネットアンケートを実施した。
入社後すぐの「テレワーク」に不安がある新社会人は7割以上
入社後すぐに「テレワーク」を実施することに「不安がある」と回答した新社会人は35.9%であった。「どちらかと言えば不安がある」の38.6%を合わせると、7割以上の新社会人が、入社後すぐのテレワークは不安だと回答している。「対面のほうが質問しやすい」「分からないことがあったときに質問できるほうがありがたい」「相談しにくい環境だと、仕事を進めるスピードが遅くなってしまうと思う」といった声が寄せられたという。
また、「不安はない」「どちらかと言えば不安はない」と回答した新社会人は15.9%であった。「オンライン授業に慣れているので、そこまで不安はない」「学生時代に約半分はオンライン授業だったので、リモートでの対応には自信がある」といったコメントがあった。
不安なことは「仕事の進め方の習得」が最多
入社後すぐにテレワークをする場合に不安なことは、「仕事の進め方の習得」(85.1%)が最多。次いで、「先輩や上司などの社内の人間関係」(78.3%)、「仕事で必要なスキルの習得」(73.2%)、「同期とのつながり」(59.0%)と続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年11月14日~30日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者
- 有効回答数:396件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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