ビズリーチは、同社が提供する「HRMOS(ハーモス)タレントマネジメント」の新機能として、GPTモデルの「社内レジュメ自動作成機能」と「ポジション要件自動作成機能」を発表した。
社内レジュメとポジション要件(職務要件)における言語化・更新のハードルを下げる機能で、異動や登用時の社員とポジションの検索や適切なマッチングに必要な情報を言語化できるという。どちらも2024年夏頃に提供予定。
それぞれの機能の特徴はつぎのとおり。
- 社内レジュメ自動作成機能
- HRMOSタレントマネジメントに登録されている目標や実績がレジュメの形式で要約され、社員の入社前の経歴や入社後の異動歴などを含むキャリアサマリや保有スキルが言語化・可視化される。これにより、求めるポジションに対して社員の検索とマッチングがしやすくなる。また、数年分の社員の経歴をレジュメにするには時間と手間がかかるが、同機能を活用することにより数分で社内レジュメの文章を完成できる。
- ポジション要件自動作成機能
- 「この社員のポジション要件を言語化したい」というニーズに対応している。たとえば、社員Aを選択すると、社員Aの経歴データや保有スキルから「職種概要」「職務内容」「職務の責任」「スキル」などの職務要件を作成できる。他にも、現在のポジション名、職種、スキルを入力することで、ポジション要件が自動で言語化される。
なお、同社は現在、同機能の先行利用を希望する企業を募っている。
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