問題6~10
問題6
本番環境を指定して、ポート3001番で動作確認を行いたい。HTTP Serverを起動する際のコマンドとしてふさわしいものを選びなさい。
- 1.rails s -ENV production -PORT 3001
- 2.rails server -env production -port 3001
- 3.rails server -ENV production -p 3001
- 4.rails s -e production -p 3001
解答・解説
環境の指定は-e
オプションで記述します。一方、ポートの指定は-p
オプションで記述します。
〔正解:4〕
問題7
以下の内容のうち、正しく説明していないものを1つ選びなさい。
- 1.stylesheet_link_tagは、CSSをファイルを読み込むscript要素を生成する。
- 2.javascript_include_tagは、JavaScriptを取り込むscript要素を生成する。
- 3.csrf_meta_tagsは、CSRF対策のauthencity_tokenをmeta要素で埋め込む。
- 4.<%= yield %>は、各アクション用のテンプレートが埋め込まれ、ページ全体の HTML が生成される。
解答・解説
stylesheet_link_tag
は、CSSをファイルを読み込む「link
要素」を生成します。script
要素は、HTML内に実行可能なJavaScriptのスクリプトを埋め込む際に使われます。
〔正解:1〕
問題8
開発環境と本番環境の双方にメールの送信方法の設定を行いたい。どのファイルにどのように記載すれば良いか正しく説明しているものを選びなさい。
- 1.config/environments/development.rbファイルに、config.action_mailer.delivery_methodとして設定する。
- 2.config/environments/production.rbファイルに、config.action_mailer.delivery_methodとして設定する。
- 3.config/environment.rbファイルに、ActionMailer::Base.delivery_methodとして設定する。
- 4.config/environments/development.rbファイルに、action_mailer.delivery_methodとして設定する。
解答・解説
環境間で共通のメーラーの設定を行う場合は、config/environment.rbファイル内に記載します。環境ごとにメーラーの設定を行う場合は、環境($RAILS_ENV
)にあわせてconfig/environments/$RAILS_ENV.rbファイル内のconfig.action_mailer.delivery_method
の値として指定します。
〔正解:3〕
問題9
x = {x: 1} y = x.with_indifferent_access
のとき、結果が唯一異なるものは次のうちのどれか選びなさい。
- 1.y[:x]
- 2.y['x']
- 3.x['x']
- 4.x[:x]
解答・解説
Hash#with_indifferent_access
は、Hash
をキーとしてシンボルと文字列の双方で指定が可能なActiveSupport::HashWithIndifferentAccess
クラスのオブジェクトに変換します。
ActionControllerで頻繁に利用しているparams
は、このクラスのオブジェクトです。
〔正解:4〕
問題10
描画されたテンプレートファイルが正しいファイルか否かを確認するアサーションメソッドを1つ選びなさい。
- 1.asserts_template
- 2.assert_templates
- 3.asserts_templates
- 4.assert_template
解答・解説
描画されたテンプレートファイルが正しいファイルか否かを確認するアサーションメソッドは、assert_template "blogs/index"
のように記述します。
〔正解:4〕