PR Tableは、採用に携わる人事担当者を対象に、採用活動における取り組みの実態調査を実施した。
24年度の採用目標人数が「101名以上」の大企業は42.0%
「2024年度の採用の目標人数を教えてください」と聞いたところ、中堅企業の53.7%が「20名以下」であった。また、大企業の42.0%が「101名以上」と回答した。
次に、「採用活動において、採用比率の高い施策を教えてください」と質問したところ、中堅・大企業に関わらず、1位「求人サイト」、2位「エージェント」、3位 「広告配信」となり、これら3つの施策で全体の約8割を占める結果となった。
中堅企業の約8割が「応募者認知」に課題を感じている
「採用施策において、感じている課題を教えてください」と聞いたところ、中堅企業の78.2%、大企業の70.3%が「応募者認知」に課題を感じていることが分かった。次いで、「母集団形成」「内定承諾」が続く。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年2月1日〜5日
- 回答者属性:採用に携わる人事担当者・責任者
- 有効回答:428名※中堅企業(従業員数100名以上1000名未満在籍)216名、大企業(従業員数1000名以上在籍)212名
- 調査方法:インターネット調査
- 調査主体:株式会社PR Table
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